2017年5月27日朝日新聞社会面掲載より

整体やリラクゼーションマッサージ、カイロプラクティックなどの施術中のけがの被害が、約7年半で1483件報告されていることが、消費者庁のまとめでわかった。同庁は「異常を感じたらすぐに伝えるか、早く医師に相談して」などと呼び掛けている。法的資格が必要な「あん摩マッサージ指圧」や「柔道整復」をのぞき、法的資格が必要ない施術について各地の消費生活センターなどに2009年~今年3月に寄せられた情報を集計した。

整体が467件(31%)で最も多く、リラクゼーションマッサージが251件(17%)、カイロプラクティックが221件(15%)。症状別では、「神経・脊髄の損傷」が290件(20%)、「擦過傷・挫傷・打撲傷」が229件(15%)、骨折が122件(8%)。カイロプラクティックの施術を受けた30代女性が「尺骨神経まひ」と診断されて手術を受けたケースもあった。

 

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